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★ ごあいさつ | 編集担当:瀬出井 弘美 |
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今年も、コロナ禍での新年が始まった。そのうえに、また東北を中心に地震まで起きるなんて……。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
何か楽しいお話でもと思うのだが、《ごあいさつ》に書けるほどの楽しい話題がないのが悲しい。
昨年は、一度もフラダンスのステージに立つことができなかった。フラワーアレジメント教室も、再度の「緊急事態宣言」の発令で借りている公共施設の会議室がまたアウトになってしまった。
重度障害者の趣味程度のことなどできなくなっても、どうということはないだろう(フラダンスに知的障害のメンバーがいるのだが、公共の乗り物での移動をガイドヘルパー利用の事業所に断られ、集まるに集まれないのだ。そのような事例もある)。でも、私にとっては、“心のバランス”を保つのにとても大切なもの。健康は身体だけではない。心の健康の重要さを痛感する。皆さんは、どのように心の健康を維持されていらっしゃいますか?
外出自粛は本当にキツイ。自宅にいると、決まった人としか話をしなくなる。前号の編集後記にも書いた家庭の事情も相まって、ストレスがたまってゆく……。入院するほど、体調をくずした頸損の友人もいる。
ストレス等は、福祉サービス利用にも大いに影響している。外出自粛はキツイが、コロナウイルスに感染するわけにもいかない。この《ごあいさつ》を書いているのは2月だが、どこもかしこも「検温検温」で、発熱に怯えている。風邪ひとつ引けない緊張感は、相当なものだ。ヘルパーさんや訪看さんに来てもらえないと、生活自体が立ち行かなくなってしまう。
「コロナ禍の中でも、重度身体障害者の明日はあってほしいものです」と、最近、お知り合いになった頸損のKさんがおっしゃっていた。
やはり、暖かいのはよい。早く春になってほしいものだ。この「はがき通信」が発行される頃は、きっと桜の花も咲いているだろう。コロナ禍でも、花々や木々たちは芽吹く。
東の空が明るくなり、部屋の出窓から見える朝日が今日一日を生き延びる力をくれる。20日に、何とか無事に(?)還暦を迎えることができた。玄関に置く、春の花の小さな鉢植えを買おう。
編集担当:瀬出井 弘美
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