トヨタUD(ユニバーサルデザイン)タクシーについて
昨年の12月、UDタクシーの見学会に行ってきた。会場には日産とトヨタのUDタクシーが展示され、今回新しく開発されたトヨタのUDタクシーの報告。
トヨタのUDタクシーはジャパンタクシーと呼ばれ、ボディーがロンドンタクシーに似ている。車いすで乗る際、助手席と後部座席を折りたんでスペースを作る。車内の床から、車いす固定ベルトと2枚のスロープを出してからセッティング。この2枚のスロープのセッティングに時間がかかる。その後、スロープで左横のスライドドアから乗車し、中で回転して前向きに固定する。そしてシートベルト。付添の方は、後部右座席を出してそこに座れる。
しかし、車いすで乗るまでのセッティングと、固定するまでの時間がかかることが問題。それに、車内で車いすを回転させる広さが狭い。手動の車いすで回転できる広さである。利用可能な車いすのサイズも限られ、電動車いすでは難しいと思った。これではUDタクシーではない。
開発される前に車いすを回転させることや、運転手の負担などを設計の段階で考慮できなかったのか。オリンピック・パラリンピックが開催されるのにとても残念である。これからジャパンタクシーは、1万台導入されるらしい。
室内高:137cm、開口幅:72cm、開口高:130cm、入口フロア高:32cm
トヨタ『JPN TAXI(ジャパンタクシー)』
ウェブサイト: https://toyota.jp/jpntaxi/
神奈川県:M.I.
全員参加企画『いいモノ見つけた!』〜30〜
【アームウォーマー】
4月号の《ごあいさつ》で左腕の痛みのことを書いたが、寝るときに掛け物の中に腕まで入れると痛く、かといって冬なので腕を外に出すと露出している手が寒くてたまらない。
衣料品売り場で買い物をしているときに見つけたのが「アームウォーマー」。ミトンタイプになっている長い手袋のようなモノ。
実際は親指の部分は入れずに指先まで入れて隠し、この冬に重宝した一品でした。
紹介者:編集担当:瀬出井 弘美
【編集後記】
今号は広島懇親会のご案内の掲載号でしたので、発行を延期することができず、編集担当である瀬出井の諸事情でページ数が少なくたいへん申し訳ございません。
昨年は開催できなかった懇親会ですが、久留井さんを中心に広島のメンバーの方たちが実行委員の名乗りを上げてくださり、開催の運びとなりました。ご尽力のほど、心から感謝申し上げます。お一人でも多くの方にご参加いただき、9月に私自身もまた元気に笑顔で皆さんにお会いできますことを楽しみに願っております。
さて、4月号の《ごあいさつ》にも書いた左腕の痛みですが、その後も痛みが続くので再度、整形のクリニックを受診。いわゆる四十肩とか五十肩とかいわれる、肩関節の痛みの症状を緩和する目的の“肩関節・関節腔内注射”を打ってもらったところ、それから徐々に痛みが軽減。私が痛かったのは明らかに肩関節ではなく上腕の筋肉などだったので、注射の薬効によるものかどうかは不明です。
痛みはまだ残ってはいるものの、だいぶ楽になりひとまずやれやれと思っていたら、今度はこちらもまた突然、膀胱ろうからの尿漏れが……。カテーテルを交換しても止まらず、Kリハビリ病院の泌尿器科を受診。4月のCT検査にて結石などは見つからなかったので、バルンカテーテルを20フレンチから22フレンチと太くし、“ベシケア”という膀胱の収縮を抑える薬が処方された。これによって尿漏れの量はかなり減ったが、ピタリとは止まっていません。
……いやはや経年と加齢(?)とともに、次から次へといろいろなことが起こるものです。
次号の編集担当は、戸羽吉則さんです。
編集担当:瀬出井 弘美
………………《編集担当》………………
◇ 瀬出井 弘美 神奈川県 E-mail:
◇ 藤田 忠 福岡県 E-mail:
◇ 戸羽 吉則 北海道 E-mail:
………………《広報担当》………………
◇ 土田 浩敬 兵庫県 E-mail:
(2017年2月時点での連絡先です)
発行:九州障害者定期刊行物協会(2017年10月1日付移転)
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