も く じ | |
ごあいさつ | ホームページ版原稿編集担当:藤田 砂織 |
「はがき通信」からのお知らせ(編集担当者の募集) | |
2013年「はがき通信」懇親会in広島のお知らせ | |
新聞を読む道具 | 千葉県:H.K. |
< 海外通信 > | |
☆暑い季節は結石のシーズン 〜初めての腎臓結石〜 | ルセナの隠居 |
< 特集!「どうしています夏の体調管理法」 > | |
☆十分すぎるほど注意するようにしています | 愛知県:Y.S. |
☆炎天下では帽子のなかに氷袋 | 福岡市:Y.I. |
☆夏の体温調節 | 福岡県:E.N. |
☆体温計を持ち歩く | 東京都:T.S. |
☆自分のバイオリズムを把握 | 福岡市:E.U. |
☆車イスでは首用アイスノンが効果的 | 編集担当:藤田 忠 |
ハワイ&宮古島に行ってきました | 山梨県:H.N. |
国境を越えて | 福岡市:Y.S. |
『臥龍窟日乗』−最強の二人− | 千葉県:出口 臥龍 |
< 特集!「車イスで空を飛ぶ術」(その2)> | |
☆飛行機について | 兵庫県:うめ吉 |
ひとくちインフォメーション |
「はがき通信」からのお知らせ ◇3人目の編集担当者の募集について 2013年「はがき通信」懇親会in広島のお知らせ
今年も予定通り、9月に懇親会を開催したいと存じます。交通の便も良く、公共の乗り物を使っての観光も十分楽しめる場所です。年に1回、全国の誌友が顔を合わせて語り合い、交流するチャンスです。 今年の懇親会も出会いに恵まれることを願い、たくさんの方のご参加をお待ち申し上げております。「はがき通信」は「会」ではなく購読者のグループですので、どなたでもご参加いただけます。 【日 程】 ●2013年9月27日(金)〜29日(日) 【会 場】 『広島市まちづくり市民交流プラザ』 〒730−0036 広島市中区袋町6番36号 TEL:(082)545−3911 アクセス:広島駅より広電・路面電車・紙屋町経由、宇品行きで16分・本通駅下車、徒歩3分。 (または広島駅より広電)宮島行きで13分・紙屋町東駅下車、徒歩5分。 【宿 泊】 『ANAクラウンプラザホテル広島』 〒730-0037 広島市中区中町7−20 TEL:082-241-1111,FAX:−1110 アクセス:広島駅より広電・路面電車・紙屋町経由・宇品行きで17分・袋町下車、徒歩1分 広島市まちづくり市民交流プラザより徒歩2分 【スケジュール】 ●27日(金) 会場:広島市まちづくり市民交流プラザ ・13:30〜 受付開始 ・14:00〜17:00 スピーチ等 会場:ANAクラウンプラザホテル広島・宴会場 ・18:30〜20:30 夕食レセプション ●28日(土)1日観光(自由行動) ●29日(日) 会場:広島市まちづくり市民交流プラザ ・10:00〜12:00 「はがき通信」会議、終了挨拶等 【レセプション・宿泊会場】 『ANAクラウンプラザホテル広島』 宿泊料金:税込・朝食込み(朝食不要の場合も料金は変わりません) ・シングル 11,000円 ・ツイン 20,000円 ・トリプル 27,000円 ・バリアフリールーム 20,000円(1室) ※ホテル駐車場はご利用いただけます。 (¥400/h・宿泊者1泊¥1,000) 混雑している場合は近くの広島平和大通り沿いに広島市営駐車場があります。 障害者手帳を見せると2時間割引になります。 詳細は広島市HPをご確認ください。 http://www.city.hiroshima.lg.jp/index2.html その他たくさんのコインパーキングがあります。 ※チェックイン・チェックアウトは各自でお願いいたします。 【参加費】 ・身障者1泊・日帰り 1,000円 ・夕食レセプション 1名7,000円(ドリンク付) 【キャンセル】 ※下記の日時を過ぎた以降のキャンセルについては、キャンセル料が発生いたします。 宿泊・夕食レセプションとも 9月20日(金) 【その他】 ◇参加申し込み者には、後日詳しいご案内(参加者名簿や地図等の資料)をお送りいたします。 ◇受付時に夕食代、参加費を徴収いたします。 【タクシー】 ◇リフト付タクシー(障害者手帳で1割引) つばめ交通(株) TEL:082−221−1955(要予約) 福祉タクシー幸の城(さちのしろ)(障害者手帳で1割引) TEL:082−251−0758(要予約) 【申込書送付先】 実行委員 大竹 Mail:ohtake@enjoy.ne.jp ---------------------キリトリ線-------------------- [懇親会申込書] ※お申し込みの場合のお届け事項は、次の8点です。参加申し込み者は、キリトリ線から下をFAX、郵便、Eメールで、8月20日(日)までに大竹までお送りください。 締め切り後のお申し込みもできる限りお受けいたしますが、なるべくお早めにお申し込みをお願いいたします。お申し込み内容は、捨てずに保存しておいてください。 1.参加障害者氏名(ふりがな) 2.住所(郵便番号も) TEL&FAX: E−mail: 携帯番号: 携帯E−mail: 3.同行者人数(氏名ふりがな) 4.参加日(宿泊・日帰り) 27日(宿泊・日帰り) 28日(宿泊・帰り) 29日(出席・欠席) 5.宿泊予約日と本人を含む人数 (27日 人・28日 人) 6.27日夕食レセプションの参加人数 7.交通手段 8.就寝、起床時のトランスファー介助 (要・不要) 新聞を読む道具
2月25日発行の「はがき通信」139号で、新聞を読む道具を使っている人はどのようにしているのかという質問がありました。 私はC4−5完全マヒで頸損歴40年です。私の使っている道具の写真と説明をお送りします。参考にして下さい。 ◇私が新聞を読む道具 (1) このようにして新聞を読んでいます。 (2) クリップしたところを詳しく写しています。 私は右の手の方が自由がきくため新聞を裏から読んで、左に開くようにしています。上に持ち上げるようにしながら右の方に開いていきます。 (3) このようにしてめくっています(装具は先にゴムを取り付けています)。 (4) 普段このようにして本を読んでいます。 左下の飛び出している部分はペットボトルを切ってその上に布を巻いたものです。板にするとこの部分が邪魔になるので曲がるようにしています。 千葉県:H.K. 【−海外通信−】 暑い季節は結石のシーズン
〜初めての腎臓結石〜
早いもので頸椎損傷になって25年、若い頃は多少なりにも体の無理がきいていたので暑いシーズン少し体調を崩しても回復が早かったけど、40歳を超えると無理がきかなくなってきたなと感じます。 さて、ここフィリピンのルセナは一年中温暖な気候ですが、毎年3月から5月にかけてが一年中で一番暑く雨の降らない乾季となります。日中気温も連日35度近くまで上がり、陽射しも焼け付くように強いので日中は室内でエアコンを効かせて涼んでいます。 このシーズンは特に水分補給とうつ熱には毎年気を使っていますが、暑くなり始めた今年の3月始め頃から時々腰の右側に鈍痛を感じ、車イスからベッドやトイレにトランスファーをするときなど鈍痛と同時に腰が重い感じがして、車イス上でのプッシュアップにも力が入らず、最初のうち「あ〜これは腰を捻ったかな?」と思い様子を見ていましたが、その後尿意があるときや排尿時に、右の下腹部内側が少し突っ張ったり引っ張るような感じがしたり、ベッドにトランスファーして身体をまっすぐ仰向けにしたとき、下腹部に同じく違和感が出てきました。 自分の場合、鈍いながらも痛みや身体を触ったときの感覚が残っていますが、言葉でははっきり表現できない感覚でしたが、その場所を手で押しても特に痛みはありませんでした。 そして1ヶ月が経ち4月中旬、腰の鈍痛と排尿時の右下腹部の圧迫感が続くので、近所の病院で尿検査をしてもらったけれど検査結果は異常なし。医師曰く「腎臓膀胱の超音波検査をしたほうがいい」と言われたので、翌日に超音波検査ができる街の病院で超音波検査をすることになりました。 こちらの病院も日本と同じで、検査や診察の時間よりも順番待ちの時間が長いので朝8時に病院へ行き、再度尿検査と超音波検査の順番を待つこと3時間、ようやく私の超音波検査の順番が来ました。エアコンが効いた検査室の小さな狭いベッドに仰向けに寝かせてもらい、下腹部に冷たいゼリーを塗られての超音波検査は5分ほどで終了です。 そして検査結果と医師の診察となりますが、日本語以外で微妙な鈍痛や圧迫感などを伝えるのって難しいですね。女医さん曰く「尿検査の結果は異常なし、超音波検査の結果右腎臓に2.5ミリの結石があるからその影響ですね」との診察結果。小さい結石なので飲み薬で溶かしましょうとのお話。 女医さんが「ハーバルメディスン(ハーブや漢方薬など、植物を使って病気を治す植物療法)が良ければ結石を溶かすハーバル(薬草)もあるよ」と教えてくれたので、こちらでサンボンと呼ばれる薬草から作られた錠剤を処方してもらい、毎日食事後に1錠ずつ飲み続けて1ヶ月半ほど経過しましたが、今は下腹部の圧迫感や突っ張り感もほとんど感じられなくなってきているので、薬の効果が出ているのかな? と素人考えですが、今日もトイレで尿瓶の底を眺めて様子を見ています。 ●サンボン 医療費についてですが、今回病院でかかった費用は検査料680ペソ、医師診察費400ペソ、薬代600ペソ(1ヶ月分)の全額実費払い(日本円で約4,000円)でした。 私はこちらでフィルヘルスと呼ばれている健康保険に加入していますが、こちらの健康保険は入院した場合にのみ保険が適用されるので今回のような外来や通院には適用されません(この健康保険がカバーしてくれるのは入院費用の3〜4割)。 こちらでは、日本のように外来入院問わず適用される国民健康保険や医療費助成、高額医療費など公的医療保険制度が整っていないので、入院や手術などの高額な医療費がかかる場合の自己負担は大変です。 こちらには低所得者用の公的医療施設もありますが、一般的な病院にはお金がなければ入院や手術などの治療はできません。たとえ患者が入院して病気が治ってもその入院費用を支払えなければ、その患者は病院を退院することはできませんし、また病院内で患者が亡くなったときもその病院への医療費支払いが済まないことには、病院から患者の遺体を運び出すこともできません。 こちらの病院では退院するとき患者も遺体も未払い金の担保になります。その家族は親戚知人から借金したり土地や家を担保に質屋、金融機関などから借金して病院へ医療費を支払うことになりますが、世の中病院も医師もビジネスですので「人の命も金次第」ということですね。 話が長くなりましたが、ネットで結石を調べてみると暑くなるシーズンには結石の症状が現れることが多いそうなので皆さんもこれからの季節お気をつけ下さい。 注:この記事に出てくる「サンボン」と呼ばれる薬草の成分が実際に結石を溶かす効果があるのかについては定かではありません。薬草の成分が利尿作用を促す効果により小さな結石を尿と一緒に体外へ出す効果があるのかも知れません。ちなみに「サンボン」の箱には効能として尿道結石、利尿作用と記されています。 ルセナの隠居 |
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