も く じ | |
ごあいさつ | 編集部員:平山 圭紀 |
膀胱ガン病状記 | 熊本県:K.I. |
<特集!「はがき通信」懇親会in横浜2011> | |
2011年「はがき通信」懇親会in横浜収支決算報告 | 実行委員・会計担当:瀬出井 弘美 |
懇親会を終えて | 大会実行委員長:伊藤 道和 |
「シーティングに関する講演会」に参加して | 横浜市:T.F. |
感想文 | |
2011年「はがき通信」懇親会in横浜に参加して | 埼玉県:K.Y. |
横浜懇親会での心配事 | 熊本市:K.I. |
事実上初めての懇親会参加 | 新潟県:T.H. |
いざ鎌倉! | 広島県:Y.O. |
赤レンガ倉庫へ | 東京都:F川 |
過去の褥瘡体験 | 福岡県:E.N. |
<特集!「四肢マヒ者のスポーツⅡ(その3)」> | |
スポーツ吹き矢ハワイ大会に参加して | 山梨県:H.N. |
私と車いすスポーツ(2) | 福岡県:Y.S. |
誰もができるふうせんバレーボール(2)〈前編〉 | 北九州市:S.S. |
『臥龍窟日乗』−キャタピラー | 千葉県:臥龍 |
膀胱ガン病状記
主人(M.M)の病状についての今までの経過です(同じような症状のときは気をつけていただきたいと思い書きました)。 平成18年から導尿を始めて、6年になります。そして3年前から少しずつ血尿が出るようになりました。近くの泌尿器の病院に尿を持っていき、そこで調べてもらった結果、菌が大量に増えているとのことで、抗生物質の薬を1週間分処方され、内服しました。飲み始めてから尿がきれいになりましたが、その後もときどき血尿が出るようになり、繰り返し同じ病院へ尿を持参し、同様に薬をもらい飲み続けました。 22年10月19日の深夜2時ごろに、導尿をしていただいたのですが、なかなか思うようにカテーテルが入らず、そのためお腹がパンパンに張り、主人もだんだんと苦しくなったため、私もパニックになり、どうしてよいか分からなくなりましたが、これではいけないと思い、すぐに救急車を呼び、総合病院に搬送しました。 総合病院では、導尿の処置をしてもらいましたが、看護師さんからも「なかなか入らなかった」と聞かされました。導尿後、尿が800ccぐらい出たそうです。その日は、留置カテーテルをしたままタクシーで帰りました。 11月15日にせき損センターに、留置カテーテルを付けたまま行きました。ドクターに「どうして留置カテーテルを付けているのか?」と聞かれ、今までの経過を伝えると、ドクターはとりあえず留置カテーテルを外して元に戻しました。「でも先生、留置カテーテルを外して、導尿するときうまくカテーテルが入りますか?」と、質問しました。そしたら「膀胱の穴が大きく開いているので大丈夫」といわれ安心して帰りました。 そしてしばらくは導尿がうまくいきましたが、12月の中旬ごろからまたカテーテルが入らなくなり、同じように救急車を呼び総合病院に搬送しました。そのときもかなりの尿が出たそうです。 もう同じような繰り返しは夫婦ともイヤになり、12月下旬ごろから訪問看護と往診のドクターにきてもらうようになりました。こんなことなら早くから頼めばよかった。遅かったです。留置カテーテルはそのままずっとしたままで、月に1度新しく交換してくれました。 1月〜2月までは順調に経過していました。ところが、またときどき血尿が出るようになり、訪問看護師に依頼し、近くの泌尿器科へ尿を提出してもらい、以前と同様、抗生物質の薬を内服するようになりました。 3月に入り、主人の身体に徐々に異変が起こり、急激に痩せたため、運動もしていないし、筋肉が急激に減ったのかなぁ……と思っていました。 3月ごろから、お腹がパンパンに張り出し、往診のドクターに診察をしてもらいましたが、在宅での診察も困難な状態となり、救急車にて総合病院へ行き、レントゲンを撮ると、“ガス”の泡が蔓延(まんえん)しているとのことでした(ガスが溜まるとガンが発見されにくいようです)。その日はガス抜きの処置と点滴をし、4時間ほどでいったん帰宅しました。 3月28日に、再び主人が同様の症状で急変し、総合病院に搬送され、腸閉塞にて入院しました。入院中も血尿が出ており、いろいろ(細胞を)検査した結果、「膀胱ガン」と診断されました。「末期」と告知され、「長くもって3ヶ月〜2ヶ月」といわれました。家族で話し合い、本人へは告知しないことにしました。以降、家族で経過を見守りましたが、6月15日午後0時に逝去(享年63歳)いたしました。 33年間、主人も大変でしたでしょうが、私も自宅で33年間介護し最後の最後まで看取ってきました。さぞかし主人も幸せだったと思います。私も子供もがんばりました。 私の娘は看護師です。(アドバイスは)とにかく、こまめに検査をして下さい。また清潔にするしかないそうです。 福岡県:T.M.
2011年「はがき通信」懇親会in横浜収支決算報告
※紙面版のみ掲載 実行委員・会計担当:瀬出井 弘美 懇親会を終えて
アッー、ゴン、イテー!! 鎌倉観光の案内中に歩道から電動車イス前輪のタイヤが車道に脱輪し、左側に横転してしまいました。今回も人を避けた瞬間でした。倒れたときに左側頭部を車道にぶっつけましたが、あまり痛みがなく意識がしっかりして、他にも異常がなさそうだったので、付き添いの友人に電動車イスに移してくれるように頼みました。周りにいた観光客の方々に抱えてもらって電動車イスに乗せてもらいました。一応、頭の検査をしてもらうために、電動車イスは故障もなく動かせたので近くの病院へ直行。 そこは内科の病院のため、救急車を呼び救急病院に行くことになってしまいました。CTとレントゲン検査。検査結果をドキドキしながら待っていると、医者が「大丈夫です!」というので直ぐに退院し、皆さんがいるホテルに合流となりました。今回で、5回目の救急車体験でした。 「はがき通信」懇親会in横浜にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。今年は、東日本大震災があり大変な時期に懇親会を開催させていただいたことに、実行委員を代表しまして皆様に感謝申し上げます。 ●実行委員&ボランティアのみなさん レセプションには、48名の多くの方々にご参加いただきまして、とても嬉しく思っています。また、日産ギャラリーでは福祉車両の見学や日産本社ビルで会議をさせていただき、関係者の方々にも協力していただきました。ありがとうございました。 今後とも、「はがき通信」懇親会を出会いや情報交換の場、外出のキッカケにしていただければと思っています。 私の転倒で、皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。皆様も歩道には気をつけて下さい。ありがとうございました。 大会実行委員長:伊藤 道和 |
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