No.192 2022/1/20
Page 1 . 2 . 3 . 4

も く じ
★ ごあいさつ ホームページ担当:匿名希望     
★「はがき通信」からのお知らせ
★腸閉塞にはじまる闘病記&腫瘍が見つかる せんのすけ
★電動車いすにウロバッグを固定する 福岡県:DRY
★私の褥瘡対策 広島市:M.K.
★写真だより 東京都:T.F.
★失ったものを数えるな、  
      残されたものを最大限生かせ!《後編》
東京都:Y.F.
★小さなおじさん 其の6 鈴木@横須賀
★< 海外通信 >
    フィリピンでの自宅隔離生活 その後
フィリピン共和国:ルセナの隠居
★『臥龍窟日乗』-73- ケネディ暗殺 千葉県:出口 臥龍
★全員参加企画 いいモノ見つけた!~番外~ ガジェット警部

ごあいさつ

 私は変化が苦手で、変化に対応する気力がないし、感情が起伏することにとても疲れます。しかし、加齢とともに気をつけないといけないことが増え、疲れやすくなっているように体の変化を感じるようになりました。また、親やヘルパーさんや訪看さんも同じように年齢を重ねています。望む望まないにかかわらず、自分や周りに変化は必ずやってきます。その中で、いかに自分らしく生活していくかを常に突き付けられているように思います。

 新型コロナワクチンの接種も進み、ようやくコロナ禍の出口が見え始めてきたかもしれません。アイザック・ニュートンが微分積分、万有引力の法則を発見した時、それはペストで学校が休校になり、故郷に戻っていた時だったそうです。思えば、頸損になり強制的に生活がガラッと変わりました。頸損前の生活に戻りたいと思ったのと同じようにコロナ前の生活に戻りたいと思いました。ニュートンは変化をポジティブなものにすることができましたが、私はコロナ禍の変化を同じようにポジティブにできたのか。反省は多々ありますが、こうやって「はがき通信」のホームページ担当に手を挙げることができたのはコロナ禍のおかげかもしれません。そして、いつか頸損なったことをポジティブに思えるようになるように生活していきたいです。
 変化は苦手なのですが、変化することによって新しい発見や成長があります。逆に言うと、変化しないままでいると新しい発見や成長もないのだと思います。変化を恐れず、どんな状況でも逞しく、楽しみや幸せを見つけて生活して行きたいです。
 歴史ある「はがき通信」の末席に加えていただきましたが、存続(廃刊)の危機を迎えています。今の自分が生活できているのは、自分一人の力ではなく、私よりも前に四肢マヒになられた方々のおかげです。当事者同士の情報こそが、何より役に立ち、何より勇気をもらえると実感しています。「はがき通信」を読んでいて感じるのは言葉の力です。投稿で、誰かのためになることができます。新参者が偉そうに言っていると聞こえるかもしれませんが「四肢マヒ者の情報交換」が失われることがないよう切に願います。

ホームページ担当:匿名希望

 「はがき通信」からのお知らせ 

 1.来年度から購読料無料のお知らせ

 「はがき通信」は1990年に創刊され、今年で32年を迎えます。編集担当の瀬出井・藤田忠の2名は1999年頃より引き継ぎ、年6回の原稿依頼を伴う編集を20年以上担ってきまました。しかし、生活環境等の変化、体力的にも無理が利かなくなったこともあり、さらに続けて心身とも限度オーバーの負担となることは、避けようと判断しました。
 加えて原稿依頼の困難さが増し、購読者の減少等々の「はがき通信」を取り巻く環境が年々厳しくなっていることをふまえて、そろそろ限界が迫ったと感じています。
 つきましては、来年度から購読料を無料にし、継続発行できるところまで、無償で配布させていただきます。ただし無料化後は、原稿依頼を減らしていくため数ページ発行、編集作業が難しいときは、発行遅延および休刊の可能性がございます。また、いよいよ厳しくなったときは事前告知なく、やむを得ず廃刊となる可能性がございます。
 これまで有料ながら発行を続けてこられたのは、ご購読者並びにご投稿者等「はがき通信」を支え、ご協力いただいた皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。
 また、このような事態となり、たいへん申し訳ございません。どうか実情をお察しのうえ、ご理解くださいますようによろしくお願い申し上げます。

 【2021年度まで有料】 
 188号(4月)~192号(12月)
 【2022年度から無償配布】
 193号(2月)~

 ※事前に数年分の購読料を納めていただいている方で、返金を希望される方は、購読者名、返金金額、振込先口座・名義をご連絡ください。お手数おかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp


 2.「はがき通信」を次世代にバトンタッチするためのお願い 

 「はがき通信」の廃刊が現実味を帯び、その前に次世代にバトンタッチできることを希求して、(できることならですが、存続危機がしばらく起こりにくいようにアラサー、アラフォーの)編集担当者を募集させていただきます。
 とはいえ、残念ながら数年の内に見つかればという余裕はなく、「はがき通信」の歯車が回っている内に、短期間で(1人では続けることが難しいため)複数人が手を上げてくださいましたら、望みが見えてくると思います。
 新体制で話し合いながら、(今の形を取捨選択されて)新しい発想で「四肢マヒ者の情報交換」の形を作りあげてくださればと思います。その際は、バトンタッチできるように、全力で引き継ぎのサポートをさせていただきます。
 何かご質問等ございましたら、編集担当までお問合せください。

post_card_comm_14520@yahoo.co.jp


 なんとか、「四肢マヒ者の情報交換」がどんな形であれ、次世代に引き継がれていけますように、この募集に一縷(いちる)の希望を託します。

 3.ご投稿後の返信メールの不着について
 
ほとんどのご投稿は電子メールにて届いておりまして、届きましたら100%必ず編集担当者からお礼のメールを返信しております。
 もし、ご投稿メールを送信いただいてから1週間経っても返信メールがないときは、何らかの不具合で編集担当者がご投稿メールを確認できていないおそれがあります。そのときはお手数ですが、 編集担当の2名(瀬出井弘美・藤田忠)あてに再送信をよろしくお願いいたします。
post_card_comm_14520@yahoo.co.jp
このページの先頭へもどる  次ページへ進む

line

HOME ホームページ MAIL ご意見ご要望