50歳の本気その後
先日、「50歳の本気」としてレポートいたしました。その本気のその後としてパラアーチェリーのレポートをいたします。
現在、パラアーチェリーを始めて1年が経過しました。たくさんの記録会やローカル試合にも出場してまいりましたが、2018年9月9日、埼玉県障害者スポーツセンターグラウンドにて障害者アーチェリーの全国大会に出場してまいりました。
『JPAF杯トーナメント』
日本ではあまりないオリンピックと同じルールで行われるパラアーチェリーのトーナメント戦。
結果から報告しますと何と!
結果は【準優勝】
33度の高温と爆風という頸損さんには最悪のコンディションの中、氷と霧吹きで冷やしながら1日頑張ってまいりましたよ^^
毎日の練習時にコーチに言われている大きな【射形】と【禅の心】を忘れずにひたすら撃ち続けました。
1位は日本代表の選手、2位は私、3位も日本代表の大ベテランの選手というとんでもない結果に自分も驚きでした。
さ! 問題はこれからです、もちろん東京パラリンピックは目指していますが、まだまだ実力が足りてません。
さらに練習を重ねないといけません、夏の暑い日は朝6時から寒い冬は防寒着で毎日アーチェリー場に通い、練習成果を積み上げて行かないといけません。パラリンピックは簡単ではありません、本気でやらないと絶対日本代表は無理です、しかし自分で決めたこと東京、パリ、LAまで10年間選手として頑張ります。
50歳からの本気まだまだ途中です! 皆さん! 応援してくださいね。
広島県:K.T.
物忘れ過多
50歳を過ぎてからというもの、物忘れが激しくて参っています。
介護ヘルパーさんが来る前に頼みたいことが複数あると、来てくれたときにそのうちのどれか1つ2つは忘れてしまい、ヘルパーさんが帰ってから、しまった!と後悔する。
これではダメだと対策法を2つ考えた。1つ目は、思い付いたらすぐヘルパーさんにまとめて頼んでおく。ヘルパーさんに丸投げする方法だ。
でもこれではもしヘルパーさんが忘れたらもとも子もないし、ヘルパーさんの負担が大きくなってしまう。ヘルパーさんの負担が大きくなれば、全体的に介護の質が悪くなって、自分が困ることになる。
そこでもう1つの解決法。ヘルパーさんに頼みたいことがあったら、すぐに携帯電話のメモ帳に入力する。この入力にはやや手間と時間がかかるけれど、今のところ一番効果的に機能している。
ただ、失敗もある。携帯電話のメモ帳への入力もしっかり書くと大変なので入力を簡易に済ませていた。その結果、ヘルパーさんが来る前の夜に、ヘルパーが来たら郵便物の投函を頼もうとして、「郵便」とだけ入力した。
そうしたところ、当日、メモ帳を見て「郵便って何だっけ?」となってしまった。
このひどすぎる物忘れに、これからは怠けないで、あとからしっかり理解できるように入力しようと反省した。
匿名希望
床ずれを手術しました
「はがき通信」170号の褥瘡予防特集に「褥瘡予防=油断禁物」を投稿しました。その後、手術しましたので経緯を報告します。
2017年9月中旬に作ってしまった床ずれは右のモモ部分であり、12月中旬にようやくS病院の皮膚科専門医に受診して、1回/日、生理食塩水洗浄+ゲーベン塗付+ガーゼ2枚貼付になり、2018年5月上旬の同専門医受診後には洗浄後フィプラストスプレー(血管新生作用及び線維芽細胞増殖促進作用)5プッシュが加わりました。その際、手術の話があり決心がついたなら同病院の形成外科に受診するように言われました。皮膚科は内科的に薬処方、形成外科は外科的に手術処置を分担していることをこのとき初めて知りました。その後傷が回復しないこともあり、7月上旬に形成外科を受診しました。形成外科の先生からは傷の皮膚が変質していて、そのままずっと処置を続けていくか、手術~1ヶ月以上の入院を行うしかないと言われました。行動に制限を受けたまま生涯処置を続けるより、お金がある程度かかっても、一時入院して手術する方を選択しました。しかし、S病院では呼吸器管理ができないということでより大きなN病院の形成外科を紹介してくれることになりました。
N病院には7/11、7/25、8/8、8/22と4回の外来受診(主に空きベッド待ち)の後、8/27入院~8/29手術~10/15退院しました。床ずれは直径10cmほどのポケットがあり、その上部の肉を切り取って被せるような手術を行なうと説明を受けました。入院中は、左側臥位と仰臥位と食事中のみ30度以下の仰臥位ギャッチアップしか許可されませんでした。当初入院予定は6週間だったのですが、途中9/14に傷の一部が裂けて再縫合、10/4にも再々縫合が必要になって入院は7週間になりました。退院の判断は、私の切なる希望もあり、入院していても在宅でも薬塗付処置は同じということだったようです。それ故に、その後の外来受診は10/24、11/7、11/21、12/19と4回におよびました。内11/7までは車イス禁でストレッチャーでの受診でした。余談ですが、マンションのエレベーターは奥の方に鍵で開けるとスペースを広げられる構造になっていて、今回大家さんにスペアキーを作ってもらって利用させてもらいました。これは棺桶の移動のためにどこのマンションでも必須のもののようです。
入院中はフッと吹く呼気スイッチのナースコールと指にSPO2モニターを付けていました。呼吸器が外れることは何度もあり、その内数回は呼気スイッチに息が届かず(呼吸器が外れることによる呼気量の低下も要因)、痰が溜まれば呼吸苦になる状況でした。最長40分後、幸い呼吸器のアラーム音に廊下を通りかかったナースが気づいてくれて事なきを得ましたが、それ以降は入り口のドアは開いたままになりました。呼気スイッチは口にくわえるタイプがいいと思います。また、平成30年4月から障害支援区分6の人の入院中のヘルパーの付き添いが認められましたが、自発呼吸のない人には必須の配慮と思いました。
お金もかかりました。通常の医療費1200円+食事480円+病衣70円=1750円/日で50日の入院で8万8千円の他に、「はがき通信」75号「人工呼吸器を改良してください」に記したように呼吸器の音が同室の人に迷惑なことを危惧して個室を利用しこれが6480円/日で32万4千円であり、入院中も作業できるようにヘルパーさんに来てもらうのに実費60万5千円の付加費用が掛かり、トータル101万7千円でした。しかし、個室故にパソコンとディスプレイとレンタルのインターネット接続ユニットを持ち込んで、私はディスプレイを見てヘルパーさんにパソコン操作してもらってインターネットで作業することができました。
床ずれは処置不要になりました。ただ、1回/2時間の除圧を行なうよう言われています。以上、床ずれ手術報告でした。
(2018年12月28日 記)
褥瘡予防=油断禁物
新潟市:T.H.