も く じ | |
★ ごあいさつ | ホームページ担当:匿名希望 |
★「はがき通信」からのお知らせ | |
★『臥龍窟日乗』-79- 宰相の見識 | 千葉県:出口 臥龍 |
★全員参加企画『いいモノ見つけた!』~44~ | 紹介者:Y.I. |
★音声入力でのやることリストとキーガードと書見台 | 福岡県:DRY |
歴史ある「はがき通信」の末席に加えていただき、1年が経った。存続(廃刊)の危機は変わらない状況が続いている。このまま消滅していくのは、あまりに大きな損失である。葉書で交流していた時代から冊子へ、ホームページへと変遷していったように、時代の中で存続できるかたちに変わっていけるように、お知恵をいただきたい。
今は誰しもSNSで個人が発信できる時代になっている。動画で自分の生活や考えを紹介するYouTuberに、インスタやTwitterでインフルエンサーになることもできる。発信者は、もちろん自分が主体で主役、享受するメリットは自分にだけ。『イイね』から、自己肯定感や自己顕示欲が満たされる。自分から発信し、相手からの『イイね』を待つ、まるで釣竿に餌をつけ糸を垂らし、獲物がかかるのを待つ釣りをしているようである。そして、情報もインターネット、SNSで、正確不正確にかかわらず、自分に必要なことだけ簡単に入手することができる。誰かの知識や経験を心の中で、感謝することもあるかもしれないが、簡単に自分のものにすることができる。
かく言う私もSNSを多用している。弱小アカウントだが『イイね』がもらえると、自己肯定感や自己顕示欲が満たされる。そんな時代に、冊子とホームページで当事者同士がお互いの生活や体のことでの悩みを相談し合える場や団体は、古くて窮屈で閉じられた世界に思えるのかもしれない。もし、「はがき通信」が無料であったなら、もっと購読者が増えたのだろうか? 廃刊の危機が起こらず、編集に立候補してくれる方が現れていたのだろうか? これまで編集に携わってきた方、現在、編集に携わっている方の努力、エネルギー、情熱に心を揺り動かされ、揺さぶられたからこそ購読者になったのではないだろうか。そして、自分だけではなく同じように悩みを抱えている共感、自分よりもたくさんの経験をされている方、自分が同じような症状になるかもしれない情報の価値は計り知れない。
先日、私の不注意と怠慢によって、右足脛骨(けいこつ)を骨折してしまった。骨折部位も骨折の仕方も頸椎骨折経験者と同じである。これまで頸損の先輩方が通られた道を私も着実に通っているのだと改めて感じた。骨折は防げなかったが、その後の処置は、頸損骨折経験者と同じ道を通らない。なぜなら、私は「はがき通信」を読んでいたからだ。先生にギプスは褥瘡ができることを懇々と説き、それでも固定したいと言う先生は「添え木のようなものはどうか? 車いすに座ったときのような形で型をとるから車いすにも座れるし、就寝時は外せるようにする」、私「それなら大丈夫です」心の中では、褥瘡ができたらすぐに外すけどね、と。私の骨折話は、治癒した頃に改めて投稿したい。「はがき通信」のおかげで、おそらく褥瘡は最小限で済ませられるだろう。そして、全治2ヶ月と言われたが、1ヶ月半で治してみせるつもりだ。
ホームページ担当:匿名希望
「はがき通信」からのお知らせ
1.「はがき通信」を次世代にバトンタッチするためのお願いpost_card_comm_14520@yahoo.co.jp