も く じ | |
ごあいさつ | ホームページ版原稿編集担当:藤田 砂織 |
「はがき通信」からのお知らせ | |
存続が立ち行かなくなる前に | 静岡県:ロッツォ |
生きていく | 徳島県:M.R. |
ロホクッションの体圧分散能力にカバーが悪影響 | 福岡県:Y.I. |
『臥龍窟日乗』 -47- 国際外交と北朝鮮 | 千葉県:出口 臥龍 |
新たなスタート | 神奈川県:Y.F. |
睡眠時無呼吸症候群って恐ろしい | 広島県:K.T. |
北海道の「バリアフリーホテルあすなろ」さんに泊まってみました | 北海道:I.T. |
梅雨のさなかに思うこと | 神奈川県:M.K. |
私に限って | 神奈川県:F.H. |
重度障害者の生活と可能性 機器を取り入れる理由 | 兵庫県:T.S. |
先日、知人の頸損男性にお子さんが生まれました。聞いた瞬間は「おぉーおめでとう!!」と驚きと祝福の言葉が出たのですが帰宅後、モロモロが済んでゆっくり呑み出してから 「んん……?」と、疑問のような複雑な思いが湧いてきたのです。 私は結婚して12年になります。 結婚前に「子供は生まない」ことは伝えました。私なりにいろいろ調べはしました。 脊損・頸損サイトの掲示板に「頸損女性で出産された方はいますか?」と質問したところ、確か2名いたと思います。 その後、質問をぶつけることもなく、自分の中だけで【出産可能】とだけはインプットしました。あとは、ただ悶々とする日々です。 私は車椅子に乗る際、貧血防止のためコルセットを付けています。かなり腹部を圧迫するので胎児には悪影響ですし、排便の際のお腹を押すマッサージや、起立性低血圧時の対処での腹圧をかけること。そして、痛みがわからないので異常を察知できない……等々、考え出すときりがありませんでした。 たとえ、無事に生まれてもその先の子育ては? 介助者伝えで何とかなるかもしれません。 ですが、一番の不安は出産前のことでした。「考えずに行動しろ」と思う人もいるかもしれませんが、私は勇気も覚悟も持てませんでした。 今回は知人のことがあって入籍前のことに思い巡らせましたが、「男性の頸損の方はどんなことを感じるのだろう」と初めて疑問に感じました。喜びだけではなく、男性の立場としての不安や責任の重圧感など、女性にはわからない感情があると思います。 機会があれば話しを聞いてみたいと思えた出来事でした。 ホームページ版原稿編集担当:藤田 砂織 |
【166号 特集『身体的苦痛について』原稿募集!】 健常者でも中老になると、肩、腰、ひざなどに恒常的な痛みを抱えることが多くなります。 四肢マヒであれば、さらに痙性(けいせい)など中枢神経系の要因による苦痛に耐えながら、生活されているかたも多いのではないでしょうか。 臓器など、体内の異常を直接感じることができず、ほかの苦痛として感じたご経験をお持ちのかたもいると思います。 読者のかたの苦痛緩和のきっかけづくり、同様の痛みに耐える気力維持が期待できるのではと考えまして、次号・166号の特集テーマとして『身体的苦痛について』を提案いたします。 *病名・病状(頸髄損傷であれば損傷レベル)、完全マヒ/不全マヒの別、経過年数、年齢を教えてください。 (1) 苦痛となっている部位は? (2) 痛みが強くなったときに、その原因と想定されることは何ですか? (姿勢、寒さ、自律神経過反射など) (3) 痛みの緩和に効用を感じたものはありますか? (ストレッチ、薬など) (4) 痛みを緩和する目的で試してみて失敗したことはありますか? (マッサージ機器、薬など) ほかにも、身体的苦痛に関する悩み相談、ハウツー情報提供などのご投稿をお待ちしております! どうぞよろしくお願いいたします。 ご投稿の締め切りは7月31日(月)です。 このページをご覧になっているかたも、この機会に是非ご投稿ください!
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