腰折れ俳句(10)
日は昇り日は沈む向日葵(ひまわり)の空 湯上がりの親子銀河を見る慣ひ つかまへて賛否両論かぶとむし 生かじりせるトマトには陽の温み 面影はひとむかし虹ふたむかし よく遊び、よく食べ、よく眠り、よくうらぶれ、よく荒ぶれ、よく抗い、よくひとり。 よく移ろい、よく出会い、よく語らい、よく伝え、よくつながり、よく別れ、よくのこされ。 よく読み、よく書き、よく学び、しかしよく忘れ、よく荒唐無稽(こうとうむけい)。 よく見て、よく作り、よく鍛え、そしてよく失い。 よく思い描き、よく認め、許し。 よく笑い、よく楽しみ、喜び、よく悲しみ、よく寄り添い、よく涙をこぼし。 でも、くよくよしないでいたいな。 「はたらくおじさん」のスケッチ始めました。 熊本県:K.S. ひとくちインフォメーション
★ 第36回「国際福祉機器展」H.C.R.2009 ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した福祉車両まで、世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会です。保健医療・福祉・介護の各分野の制度改革や、事業活動を紹介する国際シンポジウム、セミナーなどもあります。ぜひご参加ください。 開催日:2009年9月29日(火)〜10月1日(木) 場所:東京ビッグサイト(東京・有明) ホームページ:http://www.hcr.or.jp 【出展社セミナー開催】 日本リハ工学協会主催 「電動車いすの味わい方! コダワリのチェックポイント」(仮) 講師:麸澤孝(電動車いすユーザー)・小林博光(総合せき損センターエンジニア) 「選択と適合」と「開発やモノづくり」双方の現場からみた、電動車いすのさまざまな仕様や性能、機能や整備性などこだわりの視点で、展示会での楽しみ方・味わい方などをお話しいたします。 (セミナーはH.C.R.会場内で行われますが、場所と日時は未定です。ホームページ等で確認の上ご参加ください。) ★ 本の紹介 『介護漫才〜筋ジストロフィー青年と新人ヘルパーの7年間』 貝谷嘉洋 著 小学館 735円(税込) 介護の現場は“大変で苦しい”…というのが一般的な認識だが、誰もが「されるほう」にも「するほう」にもなりうるのが“介護”だとしたら、楽しいほうがいいに決まっている! 本書に登場するのは、筋ジストロフィーの青年「かいや」と彼を支えるヘルパーのひとり「あゆさん」。ふたりのほのぼのとした日常のやりとりやそれぞれの取り組み方から、介護のひとつの在り方が見えてくる。ブログ発の、ユルくておかしくて、それでいていろいろと考えさせられる介護の現場リポート。 【目次】 第1章 身体の介助(2人の出会いの採用面接・シフト変更・おねえキャラ☆ ほか) 第2章 外出の介助(小さな嘘・念力で動くジョイスティック車・電動車いすで電車に乗る ほか) 第3章 家事の支援(介護初日の漫談・落下・重い要求 ほか) 【編集後記】
関東地方は意外に早い梅雨明けで、明けたとたんの猛暑だった。ある日、エアコンの除湿だけかけていたが、一向に涼しくならないなと感じつつもパソコンに没頭していて、ふと気がつくと室温が32度まで上がっている。湿度も80%! 首筋にうっすらと汗をかいている。 「ヤバイ!」と慌ててエアコンを“冷房”に切り替えた。しかし、いつまでたっても生ぬるい風が吹き出すだけ! 20年近く使用したエアコンをこの5月にエコポイントの付く製品に買い替え、この日初めて“冷房”にしたというのに! この状態にまでなってしまうと、扇風機を最大風量にして濡れタオルや氷で冷やし、水分を補給しても身体にこもった熱はおいそれとは下がってくれない。部屋は暑いし、ベッドにダウンして死にそうだった。夜でもいいから今日中に直してほしいと業者を呼んだ。結局は取り付け時に冷却ガスの入っているホースを傷つけ、そこから少しずつガスがもれていたことが原因だった。 私の夏の目安は室温27〜8度、湿度60%くらいだ。湿度がかなり影響している。基本的にエアコンは除湿のみ。油断大敵! マメに温湿度計をチェックすることを改めて肝に銘じた出来事だった。夏の体温調節は冬より難しい。 次号も続けて瀬出井が編集を担当いたします。 ※現在、藤田さんは体調不良のため、連絡が行き届かない場合があります。どうぞご容赦ください。ご投稿など、瀬出井か他の編集スタッフまでご連絡くださいますようよろしくお願いいたします。 編集委員:瀬出井 弘美
………………《編集委員》……………… (2008.4.1.時点での連絡先です) 発行:九州障害者定期刊行物協会 |
ホームページ | ご意見ご要望 |