毎日生活している状態で、人間は一分一秒先のことは分かりません。現に、私もある日突然のバイクの事故で四肢麻痺になりました。予想してなったのではなく、ほんの一秒の不注意でした。その挙げ句自分では何もできず、すべて人の手を煩わさなければ生活できない身体になりました。在宅で妻に介護を煩わせながら生活しています。仕事もなく、毎日テレビやパソコンで時間を潰しています。 そのような生活を送っていてある日、私はこの言葉を知ったのです。「一日一生」じつに意味深い言葉だと思います。とにかく、あと何年生きるかではなく、今日充実した一日を送れたか、満足できる日であったか、人生とはその一日の積み重ねであるということであると思います。それを考えると、今の自分の生活に大きな悔いが残ります。体が動かなくとも、頭はしっかりしています。それを使わず、ただ何もせず一日を過ごして生活している、今の自分自身にものすごく焦りが出てきます。 「はがき通信」の読者や編集に関わっておられる方の中には、仕事をされたり、MさんやSさんなどのように、障害者の人たちのための活動をしている人がたくさんおられます。私もとりあえず、障害者になって5年目の生活を送っています。もうそろそろ障害とも正面から向き合って、一日一日悔いのない満足のできる日々を送りたいと思います。 「一日一生」座右の銘にして、これからの人生を考えていきたいと思います。「はがき通信」の読者の皆様、これからもご指導ご鞭撻よろしくお願いします。 奈良県 : MA nijyosan@pop16.odn.ne.jp
兵庫県 : ガベちゃん gabe@po.aianet.ne.jp
天高く馬肥ゆる秋、芸術や食欲の秋!となりましたが、みなさんお元気ですか。福岡での懇親会では元気な皆さんにお会いでき、そして、念願の本場の博多ラーメンや辛子明太子を賞味でき、とても楽しい有意義な3日間を過ごさせていただきました。地元のボランティアさんや多くの関係者の方に、この場をお借りしてお礼申し上げます。 さて、福岡で発表しました「資格取得に関して」を「通信」に掲載させていただくべく投稿しました。私がパソコンと出会ったのは、入院先の病院でのリハビリの一環としてです。お世話になった人たちにお礼状を書こうということでOTの先生に教えてもらったのですが、当時はまだウインドウズなどというものはなく、文字や英数字ばかりの画面で「これはなんなんだ!」っていうのが第一印象でした。もともとデスクワークは不得意でしたが、慣れてくるうちにゲームもしたい、パソコン通信や絵も書きたいと興味を惹かれ、こんな自分にもできることが増えると自然にハマっていったのでした。 退院し、はじめて自分のパソコンを手にし、いろいろなソフトを習得しながらゲーム三昧の日々が続きましたが、在宅で仕事を始めるにあたりコンピュータの真骨頂であるプログラムの勉強を始めました。とはいうもののいきなりの英数字の世界、ピリオド1つ忘れるだけでエラーのでる代物に、画面に向かって独り言を繰り返しながら悪戦苦闘の日々でした。 さて、パソコン歴も5年になり、ふと自分のレベルってどれくらいなんだろうと思うようになり、求人案内にあった要資格などを調べてみたところ、国家資格や各団体の認定資格などがあることがわかりました。さっそく車椅子での受験と試験概要の確認をして参考書を買い込み、資格取得に向けて一歩を踏み出したのです。 受験の内容や苦労について書き出すときりがないので省略しますが、1つ言わせていただくとすれば、決して諦めなければ必ずなせば成るということでしょう。手が不自由だとか時間が足りないとか、健常者と肩を並べる平等という意味では甘えられない部分ですが、ページをめくるなど不可抗力のことについては試験官が手伝ってくれたり、持込の周辺装置やテーブルの高さ調整、水分補給なども事前に頼めばOKです。 そして、取得して感じることは何でも1つクリアーするとそれが次への自信につながり、そして信頼にもつながり、人間関係が良好になるということです。人間誰しも頼りにされて嫌な人はいないでしょう、皆さんも仕事されていた方ならその道のプロといわれ、頼りにされてきたはずです。 ただ、何でも資格をとれば就職できたり、仕事があって賃金をいただけると断言はできません。資格取得というのは、技術力が一定のレベルである証明と、自己実現のためのプロセスを実行する上で自分にとっての「心の糧」だと認識しています。大阪ではC4レベルで口にくわえたスティックで受験し、みごと合格したつわものもいます。自宅で即受験可能な試験から通産省認定の国家資格まで、幅広く誰でも受験可能です。 下記に私が受験した資格の簡単な概要とHPアドレスを書いておきますので、興味ある方はアクセスして情報をゲットしてみてください。そして、興味をもたれた方や、聞いてみたいことなどがあればメールをくださいね。アドレスは「umoto@enjoy.ne.jp」か「up-relax-yes@d4.enjoy.ne.jp」です。 国家資格「通産省」 財団法人日本情報処理開発協会 情報処理技術者試験センターみなさん、来年は横浜でお会いしましょう。ありがとうございました。 当時も感じたが、情報機器の費用は誰が負担するのであろうか?と。巨大電算機も膨大な費用を要したが、それに勝る稼ぎを得た企業が生き残っている。今時は情報機器が幼児の世界にも入り込み、便利さと無意識が同化している。費用は誰が負担しているのだろうか? 先日も、玉葱と談笑の友人に携帯電話が一度鳴って切れた。どうやら、こちらから電話を掛けなおしてくれとの意らしい。友人も相手の記録番号を一度鳴らして切った。お互いに電話代の支払いに余裕ないのだと言う。便利さの代価を他で稼ぐ必要に迫られ、バイトにいそしむ友人の心情が察しられる。便利さにハマリ、他の場で労を強いられながらアクセクと働く姿は現代のモダンタイムス的で、チャプリンさんが腹を抱えているであろう。 玉葱もパソコンを買ったが、思案と長考のたびに楽居の「高価な玩具ねっ」とタラリと一言。否定できない悔しさを噛み締め、稼げる機器にできないかと愚考を重ねる。兎ンチがパソコンの哲学をメールしてくれたが、玉葱のうろこ目には見えないバリアーを教えられた気がする。清ちゃんの就労研に学びたいが、無才・浅学では剥け剥け玉葱の強臭撒布に迷惑顔が増えそう。 頸損者には、インターネットもホームページも稼げる才を身に付けてこそ真の情報機器と思うのは玉葱の愚考であろうか? 便利さの裏に費用の伴う限り、真綿の首に用心しながらパソコンのABCを遅々と会得中の玉葱。30年前の新進気鋭の意気込みは、風俗ならぬ風化&風前の灯である。楽居が「小判も真珠も縁がないね。念仏も意味を知らなきゃ雑音でしょう? ラーメン何杯分のパソコンなの?」何クソ! 玉葱オヤジの意気も萎え萎え。頭蓋骨が割れて耳ダレ・よだれ・鼻汁・涙の奮闘が続きそうです。久々の正常な思考ですが、愚愚愚と来たら森ちゃんに電話して下さい。首相官邸の直通電話を教えますよ(ホントですよ)。 博多で出会えた皆さん! お元気な顔に会えて嬉しかったです。今後ともよろしく。来年は横浜ですね。糖尿マン玉葱も交流会の後は中華街へ繰り出したいね。 広島県 : 玉葱オヤジ ecosakohata@do2.enjoy.ne.jp
愛知県 :YT yasushi@sun-inet.or.jp
嬉野へ帰ってからのある日、町をぶらぶら歩いていると、ブティックの店先で鉄鉢をかぶり念仏を唱えている若いお坊さんを見かけました。いわゆる行乞(ぎょうこつ)をする雲水と呼ぶべきでしょうか。今どき珍しい光景だったので、思わず種田山頭火を思い浮かべてしまいました。( 実際にその通りには山頭火が立ち寄ったときの日記の一節「嬉野はうれしいところですー」という碑も建てられているのです )。 ともあれ、あの雲水に私の電動車いすはどう映っていたのでしょう。それら二人の若者のまったく似ていないようでいて、どこかしら似ている人生について思いを馳せてしまう私でした。そのあと私はうかつにも褥創をつくってしまいました。 さて、前回の言葉遊び集は顰蹙(ひんしゅく)を買うかと思いきや、向坊さんや久留井さんをはじめ思いのほか楽しんでいただけたようなので、調子に乗って続編を考えました。褥創で電動車いすにあまり乗れない退屈しのぎにちょうどよかった(笑い)。ひきつづき、くすりと笑っていただければ幸いです。 全国都道府県対抗女子駅弁大会、娑婆駄馬だ娑婆駄馬だ、富士山麓にオウム泣く、原油とともに老いる、のろまを果たす、門田照子とないでしょ、阪神タイガース×PL学園戦、無精の愛、天は人の上に人を乗せて人をつくる、かわいい教、マイナスを聞いてプラスを知る、排泄物にみる富士の病、五輪ピック、千葉すずメダル、騒動員数、いたずらにいたらず、梨雨前線、うおお座といてて座、梨園から離縁されサトに帰る、アンバランスな救急車、押すとリッチな駝鳥、下腹部はあざ笑う罠のごとし、棚からボタ山、豚箱に心中、首を長くして待つキリン、長嶋一茂の「太田胃酸(王退散)」のCM、すっとこどっこいしょ、業腹ごしらえ、ずぼらを脱ぐ、森 sorry、いも姉ちゃんの逃げたもご存知ない、ちちくり三年ガキ八人、嘘から出たまことちゃん、面白全部、簡便ならぬ、やくざ医師会、しわよせにしてね、そんなとこに異端か。 佐賀県 :中島虎彦 nakaji@po.saganet.ne.jp
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