はがき通信ホームページへもどる No.65 2000.9.25.
Page. 1 . 2 . 3 . 4 .
line
も く じ
ball ごあいさつ 編集顧問:向坊弘道
ball 編集委員を退いて 編集顧問:向坊弘道
ball 編集委員を受けて 編集委員:藤田 忠
ball 広報委員に復帰して 広報委員:麩沢 孝
ball 懇親会の参加者 はがき通信
ball 目標を達成できるようがんばいたいと思います 茨城県:KI
ball 凍結した道で足を滑らせ頸損に 大阪府:Y
ball 僕の電動車いすへのこだわり 宮崎県:KF
ball バンクーバーにて 愛知県:TK
ball ワンさんの完全離脱と周先生 静岡県:松井和子
ball 玉葱オヤジ50代、まだまだ?or これから? 広島県:玉葱オヤジ
ball 完全無欠のヘルパー 福岡県:NG
ball 淡路花博に行ってきました 兵庫県:T
ball ウィーン少年合唱団、所沢ミューズ。アークホールへ来る 埼玉県:SH
ball 残暑お見舞い申し上げます 佐賀県:中島虎彦
ball ひとくちインフォメーション


ごあいさつ

 身障者の生活は経済を読むことによって、楽になったり、苦しくなったりします。21世紀を前に言えることは、人類の長いインフレの歴史は幕を閉じて、デフレの時代に入った、ということです。需要をはるかに上回る供給過剰の時代です。ロボットによる大量で多様な生産力、クローン技術によるバイテクが定着します。
 だから、物は安くなる一方なので好都合なのですが、人間の命も安くなる一方です。
 私たち障害者がこれに対抗するには、他人にはない自分だけのプラス・アルファを身につけることです。

編集顧問:向坊弘道



編集委員を退いて


松井先生から編集委員を引き継いだときに、私も後任者を見つけたら、引退して編集委員の若返りを図るつもりでした。ところが、早くから期待していた藤田忠さん(30歳)は先に脊損連合会福岡県支部の機関誌の編集を引き受けてしまい、「はがき通信」の編集まで頼むのは無理だと思っていました。
 ところが、今回話しあってみると、両方できるということで、急転直下、9月号から編集を担当してもらうことになりました。
 彼はC−5、6で、温厚実直、パソコンに強く、身障者の地位向上を目指して、市当局と交渉するなど、社会貢献にも実績があります。実家は酪農家で、毎日新鮮な牛乳を飲むせいか、タフな一面もあります。きっと購読者のみなさんに好かれると思います。懇親会in福岡で彼を紹介します。
 ところで、私は編集委員が仕上げた紙面をレーザープリンターで印刷して本印刷に送ったり、名簿管理、購読料管理、ラベルを貼って発送するなど、発行の後半部分の仕事を今まで通りにやっていきます。
 今回、麸澤、瀬出井、藤田と3人とも30歳代の編集委員に若返りました。若い柔軟な思考で、ますます充実した「はがき通信」にするように期待します。みなさんのご指導、ご鞭撻をお願いします。
新編集顧問・向坊弘道



編集委員を受けて

交通事故—C6/30歳/パソコン歴4年

 購読者の皆さまこんにちは、藤田忠と申します。
 このたび向坊さんから編集を引き受けてもらえないかと連絡がありました。それで考えたことは、頸損者の一番の仕事は健康管理だと日頃から思っています。頸損歴12年になり自分の身体の具合も把握でき体調も良好を維持しています。それに昔は「自分さえよければ他人はどうでもよい」という人間でしたが、人の温かさに触れるうちに「何か人の役に立つことをしたい」と考え方が変わってきたこともあり、引き受けさせていただくことになりました。
 情報収集のために、いろいろ障害者関係の情報誌や広報誌を購読しています。その中でも「はがき通信」は一番楽しみにしています。いろいろな方たちの生活の工夫はとてもためになりますし、ご活躍は「頸損だから無理だ」と自分の逃げたい気持ちをなくすことにも有効です。
 その「はがき通信」の編集委員となり責任を痛感しています。それでもあまり難しく考えると長続きしないと思いますので、楽しみながら編集を行っていきたいと思います。これからよろしくお願い申し上げます。
新編集委員 : 藤田 忠



広報委員に復帰して


 今年の夏は残暑が厳しく、9月になるのに毎日30度以上の日が続いています。皆さんの今年の夏は、どんな夏でしたか?
 このたび、編集委員から広報委員に戻ることになりました。編集委員時代は「はがき通信」がうまく仕上がらず、編集委員の方々に迷惑を掛けてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。これから「はがき通信」広報委員として今度は中途半端にならないよう、情報収集や問い合わせの窓口などのお手伝いができればと思います。
 そしてこれからは「日本せきずい基金」をはじめとして「脊損連合会」・「頸損連絡会」などの他団体との調和にも協力できればと思います。
 これからもよろしくお願い致します。



懇親会の参加者 


 長い夏が終わって、いよいよ「はがき通信」の“懇親会in福岡”まで、あとわずかとなりました。
 皆さんにお会いできるのを楽しみに、がんばって準備をしています。8月末現在、30数名が参加を希望していますが、懇親会の前日、9月28日までお待ちしていますので、どうぞふるってご参加下さい。

 「はがき通信」懇親会

【日時】
9月29日(金)13:00〜17:00 発表、夕会食
    30日(土) 9:30〜15:00 発表、後観光
10月1日(日) 9:30〜12:00 発表、後解散
【会場】福岡市立心身障害者福祉センター7F   ・大研修室、TEL:092-721-1611
※ 博多駅から・・地下鉄で天神駅へ。三菱銀行側の昇降エレベーターで地上へ。会場へ歩8分。
※ 空港から・・・・地下鉄で天神駅へ。三菱銀行側の昇降エレベーターで地上へ。会場へ歩8分。
【宿泊】
①平和台ホテル 会場より歩5分。
ツイン7室\7,000、シングル25室\4,800.
    朝食¥500
②アークホテル 会場より歩4分。
ツイン17室\13,230、シングル5室\7,350.
    朝食¥800          
【参加費】
頸損1人1日につき\500.(変更しました。)
その他の注意事項
*恒例の頸損者の発表は1人10〜15分です。資料の写真、ビデオテープ等をご持参下さい(発表したくない人は自己紹介をお願いします)。
*29日の夕食に「WELCOME PARTY」を予定。食費1人\2,000.の予定。
*30日の午後3時より、ボランティアの案内で、「親不孝通り」、天神、キャナルシティ、ホークスタウンなどをグループごとに観光、その後、めいめい外食。  
*博多駅、福岡空港からのアクセスはリフト付タクシーが高いので地下鉄をご利用下さい。
*参加申し込みをされた方には、別途空港周辺、天神地区の詳しいご案内地図をお送りします。     
 ご意見ご要望等がありましたら、お聞かせ下さい。
 みなさん、博多でお逢いできるのを「心より」お待ちしております。

【申し込み方法】

9月28日までに、編集顧問・向坊弘道へ。 向坊弘道 : zi5h-mkib@asahi-net.or.jp

参加者名

1. K 2泊、平和台ホテル、1ツイン、1シングル
2. MI 2泊、アークホテル、ツイン
3. KK 3日間、日帰り
4. 藤田忠 29,30日、日帰り
5. YT 2泊、平和台ホテル、ツイン
6. K  2泊、平和台ホテル、ツイン
7. U 2泊、平和台ホテル、ツイン
8. うめ吉  29日泊、ツイン
9. Kh 30日、日帰り
10. KM 2泊、平和台ホテル、シングル
11. KT 2泊、アークホテル、2ツイン、1シングル.
12. 瀬出井弘美 2泊、平和台ホテル、2シングル
13. KI 29日、日帰り
14. O 2泊、平和台ホテル、1ツイン、1シングル
15. MM 2泊、アークホテル、ツイン
16. MK 30日泊、アークホテル、ツイン
17. 中島虎彦 30日、日帰り
18. SN 2泊、アークホテル、ツイン
19. KF 2泊、アークホテル、ツイン
20. KN 2泊、アークホテル、シングル
21. YF  2泊、アークホテル、ツイン
22. YS 2泊、平和台ホテル、シングル
23. NG 29日泊、30日帰り、平和台ホテル、ツイン
24. K 研究中
25. K 2泊、アークホテル、ツイン
26. 清家一雄 日帰り
27. YT 30日、日帰り
28. MS 2泊、平和台ホテル、ツイン
29. MA 30日泊、平和台ホテル、ツイン
30. JS 29日、日帰り
31. KN 30、1日、日帰り
32. MI 29日、日帰り
33. 大濱眞 2泊、アークホテル、ツイン
34. 夢運び人 29日泊、アークホテル、ツイン
35. H 2泊、アークホテル、ツイン
36. 松井和子 2泊、アークホテル、シングル
37. 本村明徳  2泊、平和台ホテル、シングル
38. 向坊弘道 2泊、アークホテル、ツイン


 目標を実現できるようがんばりたいと思います

頸椎損傷(4番脱臼骨折)、31歳

 茨城県在住のK.I.と言います(受傷年;昭和63年10月1日)。
 大学2年の19歳の時、走り屋をしてまして峠道で走行中、カーブの途中に1台の停止オートバイ、そこに僕の前を走っていた人が突っ込みましてそれをよけようとした私は転倒、僕のオートバイは上手くよけて行ったが僕の体が事故ってるオートバイのほうへ。結果、頸椎損傷(4番脱臼骨折)になり四肢麻痺になりました。
 それから4年ほどの入院生活を経て、退院後は自宅で親の介護を受けて生活しています。なんとなく10年以上経ち現在では31歳になってしまいました。はっきり言って今までの僕は消極的に生きてきたと思います。やはり、どうにもならない現実をまのあたりにして。
 数年前からパソコンを始めましたが、障害者のページなど今まで見たこともなかったんです(無駄な時間を過ごしたと思う)。でも今更なんですが勇気を出して調べてみると麸澤さんのHPに出会い衝撃を受けたんです。僕と同じような障害を受けながらも自立して生活している。そして僕も何かしたい、何かしなければという衝動にかられたんです。
 そしてそのHPで「はがき通信」のことも知りました(「はがき通信」をもっと早く知っていたら、また知らせてくれる人がいたら違っていたと思う。残念)。同じような障害に合いながらも、明るく、自分らしく、行動的な生き方をしているみなさんの仲間に自分も入れてもらいたいと思いました。
 そして自分の新しくできた目標を実現できるようがんばりたいと思います。みなさんよろしくお願いします。
 

     茨城県 : KI



 凍結した道で足を滑らせ頸損に

C-5以下の頸髄損傷、自宅にて療養中、46歳

 自己紹介をはじめたいとおもいます。
 長野県でペンションを経営中、凍結した道で足を滑らせC-5以下の頸髄損傷。平成11年1月21日のことでした。1年2ヶ月の入院後、大阪の自宅にて、療養中。46歳。
 皆さんの「はがき通信」を参考にこれからの自分の生き方を考えて行きたい。これからもどうぞよろしくお願いします。

     大阪府 : 

このページの先頭へもどる  次ページへ進む


line


HOME ホームページ MAIL ご意見ご要望