は が き 通 信 No.60 - Page. 1 . 2 . 3 . 4 . 5
POST CARD CORRESPONDENCE 1999.11.25.

《ごあいさつ》

楽しかった広島での「はがき通信懇親会」も終わり、後は寒い冬を待つばかりだと思うとちょっと沈みがちになるが、私にとって今年はよい年だった。念願だったリハ工学カンファレンスでも発表することが出来、また多くの人と出会い・再会することが出来た。
旅行も大阪・神戸・名古屋・札幌・金沢・京都・広島と行ったが、知らない街に行くと「この街の障害者の生活はどうだろう?」といつも思う。もし、全国に24時間介護制度があったらどこに住むだろう? 電車・バス・飛行場のアクセスが良いところが一番だが、今年印象に残ったのが広島だ。ヨーロッパのような低床路面電車が走っているかと思えば昭和20年代製造の旧京都市電も走っているところが何とも面白かった。
現在の介護システムがどこでも受けられればすぐ引っ越すのだけどなぁ! でも生まれ育ったところが一番ですね。これから寒くなります皆様もお元気で!


(私の電子メール・ホームページのアドレスが変わりました。 E-mail fuzawa@par.allnet.ne.jp
URL http://user2.allnet.ne.jp/fuzawa ) 編集委員 麸澤 孝


「はがき通信」懇親会 in 広島 を終えて

写真懇親会ではお疲れのところを有難うございました。みなさん、無事にご帰宅されたご様子に安心しました。

今回の懇親会では、最終日に挨拶させて頂いたように、懇親会の開催は初試みで、不手際や至らない事もたくさんあったと思いますが、広島頸損ネットワークのメンバーとご家族、そして多くのボランティアさんのお陰で成し遂げられたと思います。
正直言って、1年前からの準備などで、自分の能力を超えた大役に、大変な思いもしましたが、皆さんに喜んで頂けて、得るものも多くやらせて頂いて良かったと感謝しています。
お礼も言い忘れてしまう程、舞い上がっていました。申し訳ありませんでした。

来年の「はがき通信」懇親会は福岡で開催との事。今から楽しみにしています。旅の疲れもお有りでしょうし、気候も不順な時季、体調を崩されない様にお気を付け下さい。
服部 真美 懇親会実行委員長 mami2@enjoy.ne.jp



有り難う!ご苦労さま!また来年!

第4回「はがき通信懇親会」が広島で開催された事で、多くの広島頸損ネットワークのメンバーが参加してくれました。人工呼吸器を付けたKさんは数ヶ月前より訓練しているスピーキング・バルブを使っての発表。ユニークなトークが大ウケ。「発表はイヤよ! どうしたらいいの?」と言っていたKママはなんと堂々としたもの。いつもはシャイなHさん、活発な質問で盛り上げて下さいましたね。
退院間もない若いH君は、「このような会に出席するのは初めてだが、来て良かった。また参加したい」と言ってくれました。
繁華街での夕食とカラオケに行ったTさんとK君は受傷後初めての経験だそうです。そして、さわやかに司会をしたTさん、賑やかに司会をしたUさん、ビンゴゲームで1等賞を当てたOさんお見事!
ひいき目かも知れませんが、私には広島頸損ネットワーク・初参加者の元気な姿や楽しそうな顔が強く印象に残り、嬉しく思いました。確かに準備は大変だったけど「広島でやって良かった」と思ったのは、私のみならず実行委員共通の思いでしょう。
もちろん他県から参加して頂いた皆さんの発表も素晴らしかったし、生き生きとした表情も印象的でした。2000年は福岡、2001年は横浜での開催が決まりましたね。
開催地近郊の初参加者との交流、顔なじみとの再会、観光、名物料理等々楽しみがいっぱいです。
広島県 : 大竹保行 ohtake@enjoy.ne.jp



見届けたよ 懇親会 in 広島

写真どうだ!広島は! と胸を張って「はがき通信」懇親会に来広した人達を見送りたかったのだが、皆さん来広の印象はいかがでしたか?

今にして思えばあれもこれもと反省の気持ちが強い。思えば、昨年浜松大会からの帰路、広島駅の駅員さんやリフトタクシーの運転手さんとの会話で、来年は広島で開催すると伝えた事を思い出す。

またたく間に一年が過ぎ当日となった。トドのおっさんの私的狭視で懇親会の報告をしたい。広島頸損ネットワーク(広頸)有志で服部、大竹、兎本他数名が広島開催の準備に取り組んだ。
おぼろげなイメージから具体的な企画へと進行した。その中で下見や相手先との交渉に出向く三人の行動力には脱帽の心。細かな計画や伝達にも大変な労力を費やしたと思う。ご家族の積極的な支援に心より敬意を表したい。

トドのおっさんは7月半ば膝骨折で総欠参となってしまった。皆からは逃亡者と思われたかも?でもトドのおっさんは頭忘者で頭の中は広島大会の事が駆けめぐっていた。

さて、10月9日、三々五々集まった会員や家族、初顔や馴染みの顔が揃い、賑やかな雰囲気であった。発表予定者の貴重な体験発表が済み懇親会へと移る。
「はがき通信」の顧問に就任した松井先生に造花のカゴが贈呈された。ずっと「はがき通信」にたずさわって欲しいとの願いである。

広頸メンバーが戦前流行った(?)五木ひろし(?)の横浜たそがれ(?)の替え歌で懇親会が始まった。テーブルには超豪華弁当や大竹農園のブドウ等も差し入れされ、飲み物が置かれ、賑やかな歓談となった。ビンゴゲームの賞品に胸を躍らせたやからが居たとか居ないとか?散会後、8Fロビーにてプリクラで盛り上がり、夜更けまで話し声が続いた。

10日午前中の発表の後、観光に出掛け原爆資料館等の見学。公園の石畳はパリやロンドンの路上を散策する気分であったようだ。首にずいぶんとこたえたようで、平和都市が実感されたやも。ナイトツアーは大竹さんの独断場。みなさんそれぞれに飲食し、広島の夜を満喫出来たかな(?)

11日は午前中の発表で閉会となり、来年は福岡で開催することが発表され、再会を約して三々五々帰路についた。私感では、遠路同伴で来広され、費用もずいぶんかかった事でしょう。願わくば地元ボランティアの方々に様々な用事を頼めれば、単身参加も可能かと。

今回は新幹線のアクシデントで対応を考え写真ていなかったが、ボランティアさんの積極的な対応で事なきを得た。Hさんの的確な指示と携帯電話様々でした。
関係各位に改めて敬意を表し「はがき通信」懇親会 in 広島 の報告と致します。

広島市 : トドのおっさん



一人一人の方にドラマがある

今年も、残すところ2カ月になってしまいました。今年は、初めて「はがき通信」の懇親会に参加し、たくさんの方とお会いできました。
トンネルの崩落事故など、色々ありましたが、とにかく皆さん、無事に広島に到着されて、楽しく時を過ごすことが出来、良い思い出だったのではないかと思います。
私も、司会までさせていただき、記念すべき日となりました。ありがとうございました。
「はがき通信」に参加されている一人一人の方に、ドラマがあり、皆さん素敵な人生を送っていらっしゃいますね。
懇親会に来られた方々の発表、文章を読んでいるだけよりも、会えてもっと親しみが持てました。参加してみて良かったです。また、これからの「はがき通信」を楽しみにしております。寒さの折、お身体ご自愛下さい。
神奈川県 : YF f-yuko@swan.syscom.ne.jp



懇親会のお詫びと発表の訂正
C4レベル、在宅、専用車あり

こんにちは、KIです。先日の「はがき通信」はお疲れさまでした。9日より11日まで出席予定でしたが、新幹線事故のおかげで9日には出席できませんでした。9日の午後3時まで自宅で出発準備をして待っていましたが、JRの対応が「予定が立たない」の一点張りの為、遂に諦めました。初めてお目にかかる方が多く、楽しみにしていましたが残念でした。(悔しいのでJRを呪ってやる!)

10日の朝早く出発し、午後から皆さんにお会いすることが出来ました。平和公園の観光、夜の食事、カラオケと門限いっぱいの24時まで交流を持ち、楽しい時を過ごせました。
11日には他の方の発表を聞くと同時に、私自身「在宅で仕事をして」をテーマに発表いたしました。これに関して一部訂正させていただきます。

発表の中で「大阪のプロップにてデータベース講座の通信教育を受講した」話に対して、その後の質問で「講座の受講費用はいくらでしたか?」とありました。「最初に入会費5千円か6千円を払っただけです」と答えました。後で、受講費用が必要だったと気づき、間違った回答をしていました。
正しくは、「前期と後期に分けて、2万4千円(8000円×3ヶ月)が2回。それと、プロップの後援会員費が障害をお持ちの場合年間5千円(機関誌をふくむ)」です。この紙面をお借りして、お詫びと訂正をさせていただきます。

楽しい懇親会を準備していただいた、Hさん、大竹さんを始めとする広島頸損ネットワークの皆様、ボランティアの皆様有り難うございました。来年は福岡とのことですので、又是非参加したいと思っています。
熊本県 : KI isikawa@pa2.so-net.ne.jp



素敵な記念と思い出
C3〜5 ・ 損傷10年

写真広島頚損ネットワークの皆さん、「はがき通信」懇親会 in 広島では大変お世話になりました。さらに、ご家族や支えてくださったボランティアの方々に厚くお礼申し上げます。

受傷後10年にして初めての、そして還暦をあと数ヶ月後に控えてのJRを利用した小旅行、素敵な記念と思い出を戴くことが出来ました。
初めて参加し、「・・・通信」であれこれ想像していた方々と会えて、感激のあまり、あの人ともこの人ともと欲張ってしまい、顔と名前と会話が合わなくなってしまいました。

皆さんのハイレベルなライフワークには驚かされるばかりで、テレビやワープロ相手に閉じ籠もりきりの私なんか、皆さんと話すことさえはばかられるようなパワーに圧倒されました。お陰で、追いつき追い越せは無理としても、少しは近づけるように頑張りたいと思いました。
翌日、発表会では排便コントロールの誤作動で強い便意、支離滅裂で何をしゃべったのか?(後でトイレに行きスッキリ)。

午後の観光は、低床路面電車体験乗車も目的でしたので、時間の都合があり別行動をさせてもらいました。一人で乗るのはちょっと無理でしたが、軽い介助で乗れることは魅力でしたし、乗り心地も良好でした。
帰りは新幹線“のぞみ”で快適な1時間を過ごし、無事帰宅することが出来ました。
この懇親会、“参加”感覚は「近くなったので、行けたらな〜」位のものでした。しかし、妻の協力はさることながら、何時もお世話になっているヘルパーさんの「便の心配してたら何処にも行けんよ、行こう!私も付いて行くけん」の一言が肩の一押しとなって実現したものです。彼女には心から感謝しています。

トンネルの崩落事故で7時間も待たされたけど、種々な体験と仲間の絆を感じることが出来ました。今後とも宜しくお願いします。
再会を祈念し、Hさん、大竹さん、他皆さん本当に有り難うございました。

佐賀県 : KN



来年の懇親会は福岡博多で

はやくも博多天神の会場とホテルを予約できました。来年の9月29日〜10月1日(金、土、日曜日)です。参加お申し込みについては来年7月号で御案内します。「はがき通信」懇親会は福岡で会いましょう!

編集委員:向坊弘道 zi5h-mkib@asahi-net.or.jp



つづく
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