2005年、小倉での懇親会で「ふだんどおりのトイレ動作で大腿骨が音を立てて折れた、骨密度を測ってもらったら80代のおばあちゃんですよ、と言われがっかりした……」という60代の友人の話を聞き、10月に腰椎正面で測ってもらった。
結果「信じられないかもしれませんが、驚くことに20代の骨密度ですよ」との太鼓判を押され安心していたのだが、2007年、京都での懇親会で骨密度の話になり、「われわれのような車椅子使用者は下半身で測らなければ意味がない……」とのご指摘をいただいた。
前回の測定から2年経つ。主治医に「先生、大腿骨で測ってもらえませんか……」と頼んだら、「大腿骨で測るいうてもな、いまのところ基本となるべきデータがないんや、どうしてもと言うのなら股関節で測るか、手首で測るかやなぁ」とおっしゃる。「じゃぁ、両方で測って下さい」と念押ししておいたのだが、右大腿骨頸部のみだった……(-_-;)
えーっ、Kリハビリテーション病院では骨密度と体脂肪の両方が測定できる機器があり、頭部・両腕・両足・胴体・肋骨・骨盤・脊椎……全身の部分部分のすべてが測定できるというではないか!? 都会の専門病院と地方の総合病院との格差を感じる……(-_-;)
測定の結果、やはり動かない下半身では20代とはいかず、「50代、年相応の骨密度です」だった。今のところ骨粗鬆症(こつそしょうしょう)ではなさそうである。その後、水路の金網に車椅子の前輪がはまりこみ前倒しに落車、念のためレントゲンを撮ってもらったら、「骨に異常はないけれど、やはり動けないから骨は痩(や)せてるねぇ……」と言われる。身はちっとも痩(や)せないのに、骨だけが痩(や)せているなんて……(T_T)
2008年、新年早々初詣に出かけようとしてバックドロップ。後頭部をしたたか打ったが、石頭が幸いして事なきを得た。頭蓋骨にも骨密度のデータってあるのだろうか……? 先月、岡山の友人から「風呂に入っとって骨が折れ、ただいま入院中、リハビリ中にまた折れた、おえりゃぁせんわ〜、おみゃーさんも気をつけな〜おえんぞな……」との電話があった。友も私も50代で頸損歴20年以上、これからは老化に向かって一直線。とりあえず、伊吹のイリコでカルシウム補給を図っている。体重だけは2年前と変わらぬ(*^_^*)まるまる丸子(*^_^*)
まるまる丸子