も く じ | |
ごあいさつ | 編集顧問:向坊弘道 |
「はがき通信」横浜懇親会のご案内 | 実行委員長:伊藤+瀬出井 |
日本せきずい基金から講演会のお知らせ | 日本せきずい基金 |
みなさん、はじめまして | 福岡県:KT |
いろいろな人と友達を作りたい | 埼玉県:RW |
母が骨折・入院、その時私は…… | 福岡県:KM |
排便コントロールの工夫をお聞かせ下さい | 佐賀県 :MK |
雑役者求む…玉葱の考動論 | 広島県:玉葱おやじ |
障害当事者の社会参加 | 山口県 :ミカリン |
頸損と老齢の合併症 | 編集顧問:向坊弘道 |
ハイテク漬けとことば遊び第4弾 | 佐賀県:中島虎彦 |
主人と共に | 埼玉県:HS |
ダイヤルアップに気をつけろ | 神奈川県:YI |
初めてのハワイ | 福岡県:KK |
息抜きに、馬鹿話を…(西方見聞録)−前編− | 福岡県:hirakawa |
バリアフリーなお遠く JR小郡駅 | 新聞記事より |
ひとくちインフォメーション |
暑い夏の到来ですが、みなさんお元気でお過ごしですか? いよいよ『はがき通信懇親会in横浜』まで、あと2ヶ月あまりとなりました。年に1回、全国の誌友が顔を合わせて語り合い、交流するチャンスです。私たちも初めての経験で不手際も多々あるかと思いますが、横浜を楽しんでいただけるよう準備を進めております。 「はがき通信」は「会」ではなく購読者グループですので、どなたでもご参加できます。初めての方、健常者の方もぜひご参加ください。みなさんにお会いできるのを楽しみにガンバリマス! この夏を元気に乗り切り、9月に横浜でお会いしましょう。心よりお待ちしております。 (実行委員長 伊藤道和・瀬出井弘美)
実行委員長 伊藤道和・瀬出井弘美 脊損作業療法研究会の全国研修会において、京都大学の脊髄再生医療の最先端でよくTVにも顔を出しておられる、川口三郎先生の講演会があります。 この日は横浜懇親会の最終日にも当たっておりますので、お時間にご都合がつく方は懇親会終了後、こちらの講演会にもぜひご参加ください。日時、場所等は下記の通りです。 日時:9月30日(日) PM1:30〜3:30 場所:障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」 横浜市港北区鳥山町1752 TEL:045-475-2001 JR・市営地下鉄新横浜駅から徒歩約10分 第3京浜・港北インターから5分 演題:「脊髄損傷の神経修復車椅子からの解放を目指して」 参加費:脊損作業療法研究会 ◇会員2000円 ◇非会員3000円 ◇障害をお持ちの方と付き添いの方は1000円
みなさん、はじめまして。男子高校駅伝で有名な、福岡県大牟田市に住んでいる31歳独身です。現在、母と暮らして訪問看護を受け生活しています。発病は14歳の時。脊髄内腫瘍で手術。摘出はできましたが、四肢麻痺が残りました。排泄障害もありバルーン留置、2日おきに座薬を入れ摘便をしてもらっています。また車イスに乗るには側湾で、硬化コルセットなくては座位がとれません。 今春、念願でした県営のバリアフリー住宅に当選。外出も容易になり、快適な生活を過ごしています。以前は階段がある共同住宅にいたので、外出時は2人がかりで降ろしてもらわなくてはなりませんでした。ただ、旅行に出かけることは困難ですが、買い物に行かれることはこの上ない喜びです。 趣味はパソコンと公募懸賞。日中の2、3時間、キーを叩いて投稿やプレゼント応募をしているこの時間が楽しくてなりません。応募して賞品が届いたときは感激します。みなさんもはじめてみませんか? 最後になりますが、みなさんにお尋ねします。最近、バルーン交換のあと大量の発汗と血圧の上昇、動悸がおこるようになりました。1日くらい気分も悪く、月1回の交換が不安です。このような症状に苦しまれている方はおられませんか? 祈願・受賞当選「たまごのページ」 福岡県:KT tamago@mx2.tiki.ne.jp 今私は、いろいろな人と友達を作りたい。文通しませんか。たくさんお話ししたいです。私は夜だけ呼吸器をつけています。昼間は、ワープロしたりテレビを見たりしています。病院にずっと入院していて7年になります。お母さんが週5日来て、お父さんが週1日来てくれます。幸せです。 埼玉県:RW (連絡先については情報交換誌「はがき通信」をご覧下さい)
2001年3月16日。私はいつものようにデイサービスセンターにいた。週に4回午前9時から午後5時頃まで特別養護老人ホームで65歳以上のお年寄りと一緒に過ごしている。1回の利用料金が600円(送迎、昼食、オヤツ、お風呂付き)、夕食を食べて帰る時は午後7時を過ぎます。町の財政上、身体障害者用のデイサービスセンターは完備されておりませんが、たいへん良くしてもらっている。入浴を終え昼食後、道を隔てた迎えの内科医院にリハビリに通うのが、私の楽しみの一つで、身体が硬くならないようにストレッチ運動と筋力トレーニングを行っている。 この後とんでもない事態がひき起こるとも知らずに……リハを終え陽あたりの良い廊下で本を読み、カメラの手入れをしている時、静寂を打ち破る1本の電話が(携帯の呼出し音が不気味に響く)「克巳、お母さんが家の中で転んで肋骨を骨折して入院したから家に帰って来ても誰もいないからねー」姉さんからの電話だった。親子3人で生活しており、親父も杖なしでは歩けない1級の障害者です(脳血栓による失語症の後遺症あり)。おふくろの心配は当然なことだが、マズ考えたことは、今日からの寝ぐらの準備だった(私と親父の)。印鑑を常備携帯していたので介護支援センターのケースワーカー酒井ちゃんを訪ね(この娘が可愛いいんだぁ〜私のモデルをやってもらっている)ショートステイの手続きを頼み同時に福祉課の船津くんに連絡を、彼とは身障の運動会や旅行にも一緒に行っている仲で、事情を全て話すことなくショートステイの延長の手続きを取ってくれた。最長14日間のショートステイ期間を38日も利用できたのは彼のおかげだ! 企業と政治家の馴れ合いは問題を生じるが、障害者は逆だと思う、日頃から行政の仕組みやサービスの内容、自分の存在を知ってもらうことだと思います。皆の思いやりと助けで難を乗り越えることができました。 2日たってようやく、おふくろのケガの状態、原因が知らされた。右の肋骨が5本粉砕骨折、67歳の母には大きなケガになりました。時間もかかりそうだ(6月20日現在いまだ骨は再生できず)。緊急の宿泊先の施設は毎週2回入浴サービスを利用している所だったし、以前訪問ヘルパーでお世話になっていた寮母さんがいてくれたので快適に生活ができました。集団生活は骨の折れることもありましたが、自信も付きました。どこにいても強く明るく優しく生きて行くことだと。この言葉を自分自身に言い聞かせています。 写真を生き甲斐にしている私ですが、頼みの効き目の右目をわずらってしまいました。昨年の秋、老化現象だから治療不可能と診断が下り愕然としました。なぜ神様はこんなイタズラをするのだろぉと問いかけました。動けず物も見えなくなった私たちはそれでも生きていなければなりません。未来への不安は限りがありません。でも自分の人生、自分の力で切り開いて行くしかないんです。まだまだ立ち直っていない私です、というか初めの一歩から出直し中です。ペンフレンドの皆さんずいぶんとご無沙汰しております。ごめんなさい。復活して傑作写真が撮れたとき、一緒に元気な便りを書きます。失っていくものが大きすぎて、私の力量をはるかに超えてしまいました。 福岡県:KM |
ホームページ | ご意見ご要望 |