はがき通信ホームページへもどる No.110 2008.3.25.
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も く じ
ballごあいさつ 編集委員:瀬出井 弘美
ball「はがき通信」からのお知らせ(会計監査報告等)
ball短歌(3) 宮崎県:S.R.
ballオッパイは言う「生きなさい」と 東京都:M.K.
<特集!「私の入浴」>
□賃貸マンションに浴室リフト設置 広報委員:麸澤 孝
□水圧式リフトと分離するシャワーチェア 福岡県:S.K.
□入浴介助は看護師ふたりで 福岡県:Y.I.
□入浴介助はヘルパーふたりで 熊本市:K.I.
ballおい、老い、障害者の財布 広島県:Y.S.
ball腰折れ俳句(2) 熊本県:K.S.
<特集!「頸損と合併症」>
□初めての膀胱結石経験 編集委員:瀬出井 弘美
ball新型ロボット・アームの展示説明会 神奈川頸髄損傷者連絡会
<連載特集!「介護する側、される側」>
□『小倉遊亀 天地の恵みに生きる』を読みました 明日風
ball旅行記「信州」(後編) 広島県:M.K.
ballヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)の樹立に成功—再生医療前進へ(その2) 東京都:A.Y.
ballひとくちインフォメーション


ごあいさつ

 この原稿を書いているのはまだ2月、春が待ち遠しい頃です。今年はこのところの暖冬の冬に比べ、冬らしい寒さの冬となりました。
 昨年は2月にひどい風邪を引いたので今年はほぼ24時間加湿器を入れ、手洗いやうがいをマメにして予防しています。インフルエンザの予防接種を受けたことは、今までに一度もありません。
 私は2月生まれなので、春の前に歳を重ねます。節分の豆も食べられる数が増え、うれしいです(笑)。寒い時期は痛みもつらいですが、なんとか元気に冬を乗り切りたいと思います。
 「通信」が発行される3月下旬は冬の寒さから解放され、よい気持ちの頃となっていることでしょう。新しい生命の息吹を感じるこの季節が巡ってくると、この歳になっても自分自身も生まれ変われそうな気がして何だかワクワクします。身体は歳とともに衰えてゆきますが、歳を重ねるごとに人としていくつになっても少しでも成長してゆけたらと願います。
 3月は、フラダンスの新しい曲との出合いも待っていてとても楽しみです。春風を体も心もいっぱいに吸い込んだら、今年もまた泳ぎ始めます!
  

編集委員:瀬出井 弘美



 「はがき通信」からのお知らせ 


(1)ご寄付のお礼
 「はがき通信」に寄せられた寄付金を公表させていただきます。ありがとうございました。寄付金や購読料の多少にかかわらず、読者すべてのみなさんのおかげで「はがき通信」は続いています。それは「はがき通信」スタッフの励みです。今後もみなさんの期待に応えてがんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
 以下の注意書きを読んで、間違いがあれば会計担当の占部さんまでご連絡下さい。
※購読料を納めていない場合、寄付金から今年度分までの購読料を差し引いた金額を載せました。
※寄付金か購読料か明記せずに送金された場合、まず今年度分までの購読料を差し引いて残高を寄付金としました。
※購読料と明記して送金された場合、多額でも購読料先払い金とし、寄付金には載せていません。
※郵政民営化後の新しい振込用紙には通信文欄がありません。購読料か寄付金かの内訳のご連絡もしていただけますと、会計管理がスムーズにいき大変助かります。メール・FAXを歓迎いたします。
※購読料を納めたかどうか、問い合わせ先は会計担当の占部さんまでお願いします。メール・FAXを歓迎します。

<ご寄付をいただいた方>
※寄付者リストは、誌面版のみ掲載

(2007.1.1〜2007.12.31)

(2)会計監査報告

※誌面版のみ掲載



 短歌(3) 


朝早く弁当作り子に渡すあなたは親の燕のごとし


 以前ある人から届いたメールに自分が作った弁当を子供が残さず食べてくれたことの喜びを記したものがあり、そのメールから出来た短歌です。
 燕が家に巣を作ると縁起がいいと言います。わが家の廊下の壁に燕が巣を作ったのは昭和59年と60年のことです。燕のフンで廊下が汚れないように新聞紙を敷き、新聞紙が汚れれば交換し、また毎朝父が早く起き玄関を開けたりしていました。
 しかしわたしが頸椎損傷となる交通事故に遭ったのは昭和60年のことです。燕が巣を作ると縁起がいいという言い伝えは福を招くどころか、わたしには全く逆の禍を招く結果になりました。縁起がいいとか悪いとかそれは人間が勝手に言っていること、燕の俺には“そんなの関係ねぇ”という燕の声が聴こえてきそうです。

宮崎県:S.R.



 オッパイは言う「生きなさい」と 


 「もぐらの家」の帰りに、おっぱい丸出しの女性が出かけていくのを見た。おっぱいだけカゼ引きそうだった。地域に生きる喜びを感じた。けっこう短いダウンジャケットのような厚着をしているのに、どうして胸80%露出しているのか。不思議であった。隠れているのはニップルだけのようだった。どんな職場に行くのだろうか? あれこそ、庶民の、イヤ庶男のボランティアだと感じた。もう少しで鼻血が出て、心臓麻痺を起こしそうであった。
 地域に生きる喜びは、仏様・神様の庭で一瞬の間、遊ばせてもらうようなものと感じている。生きる喜びは、管理される中では味わえない。自分で選択できる人生、それこそどこに生きても、そこがその人の「地域」であり、世界中の一番気に入ったところで生きる権利が、全ての人に与えられている。
 日本の若い女性の胸は、世界で一番美しく、きめ細かな絹肌で、服からはみ出た数式に表せない3次元の曲線はこの世のものとは思えない満開の薔薇のふくらみで、よだれが出すぎてひからびてしまうほどで、すぐに騙されて、1万円札出したくなるような、体に悪い、寿命を縮めそうな美を味わった。
 地域で生きると、そんなギャラクシーの星屑のかけらがあちこちにちらばっていて、法(のり)を越えない限り、キリストもお釈迦様もマホメットも孔子も、許してくれていると思う。「生きなさい」と命じている。

東京都:M.K.

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